2023.04.12
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みんなのマイホーム購入年齢は?それぞれの年代での注意点や利点について

更新日:2024/3/7

みんなのマイホーム購入年齢は?

1.はじめに

家を買う年齢について、それがどのように住宅購入に影響を与えるのかを知ることは、家を買うために必要不可欠なことです。この記事では、家を買う年齢に関するポイントを解説し、各年代に合わせた住まい選びのポイント住宅ローンの審査基準資金の準備方法について説明します。

 

2.マイホームを買う年齢とは?

令和3年度住宅市場動向調査によると一次取得者(初めて家を購入)の購入年齢は40歳前後となっております。

家を買う年齢とは、住宅ローンの返済期間や金利、住宅ローンの審査基準に影響を与えることがあります。住宅ローン目線で考えると一般的には、20代後半から30代前半が住宅の購入をしやすく、40代以上になると住宅ローンの審査が厳しくなります。続いて年代別にわけて解説していきます。

 

3.20代前半のマイホーム購入

20代前半の方が住宅購入を考える場合、貯蓄が不足していることが多いため、親からの援助を受けたり、補助金制度を利用することが重要です。また、年収も思うように高くないので、もしかすると、住宅にかけられる(審査が通る)金額が少なく自分が思ったマイホームが購入できないかもしれません。

その他、将来的に家族を持つ可能性がある場合や子供が生まれた場合などは、子育てに適した住環境を選ぶことが大切です。

将来的に必要とする環境や建物の大きさが家族構成と同じように不明確なので将来計画、将来の予測も重要なポイントとなります。

買替を見越して購入するのも一つの手段として検討も必要です。

 

 

4.20代後半から30代前半のマイホーム購入

20代後半から30代前半の方が住宅購入を考える場合、将来的なライフプランを考慮した住まい選びが重要です。20代後半となれば、生活スタイルがある程度確立していると思います。例えば、子育てに適した住環境を選ぶか、長期的に住める住宅を選ぶか、通勤時間を考慮した住まいを選ぶかなど、自分のライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。

また、20代前半と比べてこの頃にはある程度の自己資金や年収になっていると思いますので、選択肢の幅が広がり自分の好きな住宅が購入しやすくなっており、35年と長期間で組むことができる住宅ローンも割と早期に完済できる目途が立ちやすくなります。

 

5.40代以上のマイホーム購入

40代以上の方が住宅購入を考える場合、住宅ローンの審査が厳しくなることがあるため、貯蓄がある程度必要です。住宅ローンを組める金額は次の章で詳しく解説します。

また、将来的に介護が必要になる場合に備え、バリアフリーの住まいを選ぶことの重要度が増します。

 

6.年齢や職業による住宅ローンの審査基準について

 

住宅ローンの審査基準は、借り手の年収や勤続年数、借入金額や返済期間などによって異なります。一般的には、若い年齢や安定した職業の場合には、比較的審査が容易になる傾向があります。また、住宅ローンの返済期間が長い場合、返済総額が多くなるため、審査基準が厳しくなることがあります。

住宅ローンを組む時の注意点~住宅ローンの借入限度額について~|お役立ちコラム|東京中古一戸建てナビ (chukokodate.com)

 

 

7.資金の準備方法

住宅購入には多くの資金が必要になるため、十分な資金を用意することが必要です。資金の準備方法としては、貯蓄や親からの援助、補助金制度の利用、住宅ローンを利用する方法があります。住宅ローンを利用する場合には、金利や返済期間などについて十分に検討し、自分に合った住宅ローンを選ぶことが大切です。例えば住宅を購入するタイミングが遅くなるとその分自己資金を増やす(貯蓄をしておく)と良いでしょう。

 

8.まとめ

家を買う年齢は、住宅購入に影響を与える要因の1つであり、ライフプランに合わせた住まい選びや住宅ローンの選択が重要です。また、将来的なことも念頭にいれておくと良いのですし、また生活環境ががらりと変わる可能性があるのなら、売れる家を買う事も重要になります。

 

自分たちにあった、建物の大きさ、立地条件、予算については年齢や職業によって異なる審査基準についても理解し、十分な資金を用意することで、自分に合った住まいを選ぶことができます。

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著者情報

宅地建物取引士 刈田 知彰

      (かりた ともあき)

ハイウィルでは主に不動産の仲介をさせて頂いております。刈田です。

私が不動産業界に飛び込んでから早16年が過ぎました。最初に入社した会社は新築マンション・新築戸建ての企画・開発・販売までを行う会社でした。そこで新築マンションや新築戸建てのノウハウを学び営業してきました。当時の私は何の考えもなしに、中古は「保証もないし」「リスクが高い」と中古のデメリットのみを説明する営業ばかりをしてきました。あるとき自分の間違えを受け入れ、これからの日本は新築が脚光を浴びるのではなく中古流通×性能向上リノベーションが日本の住宅市場のスタンダードになっていくと確信し、現在は中古流通×性能向上リノベーションをメインに物件のご紹介をさせて頂くようになりました。

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著者情報 刈田知彰

 

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