2023.04.17
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中古住宅リフォームの失敗例と教訓

更新日:2024/3/7

中古住宅リフォームの失敗例と教訓

 

 

目次
1.中古住宅リフォームの失敗例と教訓について

 

2.失敗例

失敗例1:予算オーバーになってしまったケース

失敗例2:施工不良や施工会社選定での誤りが発生したケース

失敗例3:設計ミスが発生したケース

失敗例4:リフォーム後のメンテナンスが困難になってしまったケース

失敗例5:家族構成やライフスタイルの変化に合わなくなってしまったケース

失敗例6:建物の老朽化が進んでいたケース

失敗例7:法令違反が発覚してしまったケース

失敗例8:周辺環境や景観に合わなくなってしまったケース

 

3.中古住宅リフォームにおける失敗例とその教訓

4.まとめ:中古住宅リフォームを成功させるためのポイント

 

 

1.中古住宅リフォームの失敗例と教訓について

中古住宅を購入してリフォームすることは、住宅を新築するよりも手軽でコストも抑えられます。しかし、リフォームに失敗してしまうもケースもあります。ここでは、中古住宅リフォームの失敗例と教訓についてまとめてみました。過去の失敗例を参考に失敗しない中古住宅のリフォームをおこないましょう。

 

2.失敗例

それでは、中古住宅リフォームの失敗例をご紹介します。

 

失敗例1:予算オーバーになってしまったケース

中古住宅リフォームにおいて、一番気を付けたい点が予算オーバーになると思います。理由としては色々あると思います。思ったよりもキッチンが高くなってしまったなど、オプション等を多く選んで高額になってしまったなど、分かっていても高くなってしまったりします。そんな中で、予算超過が起こってしまう原因は、建物の状態や設備の仕様などを把握しきれなかったことが挙げられます。想像していたよりも、老朽化が進み、腐敗腐食が進んでしまっていたなどです。そのため、リフォーム前にできるだけ詳細に調査し、予算を見積もることが大切です。

東京中古一戸建てナビでは性能向上リノベーションを行う事を前提に一部構造体や外壁、屋根を除いてすべてを一新する見積もりとなります。設備などのグレードにより、予算が変わることがありますが、基本的には予算以内に収まる工事となります。

 

失敗例2:施工不良や施工会社選定での誤りが発生したケース

施工業者の選び方に誤りがあると、施工不良やコスト増加などの問題が発生します。業者選びの際には、信頼できる業者を選ぶために事前に口コミや評判などを調べることが大切です。リフォーム業者は

 

失敗例3:設計ミスが発生したケース

設計の段階でのミスは、建物の構造や間取り、設備の配置などに問題が生じ、リフォームの効果が発揮されなくなる原因となります。設計の段階で、専門家の意見を取り入れ、慎重に計画を立てることが必要です。

 

間取りの変更が思い通りにいかなかったケースやセンスの合わないリフォームになってしまったケース

リフォーム後に使い勝手が悪くなってしまう原因は、生活習慣やライフスタイルの変化に合わない設計や設備を導入してしまったことが挙げられます。リフォーム前に、自分たちの生活習慣やライフスタイルに合わせた計画を立てることが大切です。デザインの偏りは、建物全体の印象を損ね、住宅の価値を下げてしまいます。また、デザインの偏りが生じる原因として、自分たちの好みやトレンドに流されすぎたことが挙げられます。リフォーム前には、自分たちのライフスタイルや予算、そして建物の特徴を考慮した上で、自分たちの好みやトレンドを取り入れたバランスの取れたデザインを検討することが大切です。

 

 

失敗例4:リフォーム後のメンテナンスが困難になってしまったケース

リフォームによって、建物の外観や内装が美しく生まれ変わることがありますが、その一方で、メンテナンスのしにくさが生じる場合があります。たとえば、壁紙の種類や床材の素材、クロスやタイルの色や柄、または設備機器の種類や仕様など、リフォーム時には見栄えや機能性を重視する傾向がありますが、それらがメンテナンスに不向きだった場合、後々のトラブルや費用の増大につながることがあります。

どういうことかと申しますと、たとえば、壁紙によっては、汚れが付きやすかったり、破れやすかったりするものがあります。また、床材の素材によっては、傷や汚れが目立ちやすかったり、修理が難しかったりするものもあります。クロスやタイルの色や柄によっては、目立った汚れや傷があると取り替えが難しい場合があります。設備機器の種類や仕様によっては、修理や交換が難しかったり、部品の入手が困難だったりする場合もあります。

 

こうした問題を避けるためには、リフォーム前に、メンテナンス性を考慮した上で、素材や仕様の選定を行うことが大切です。また、リフォーム後には、定期的なメンテナンスを怠らず、壁や床、設備機器などの状態をチェックし、必要に応じて修理や交換を行うことが重要です。

 

 

失敗例5:家族構成やライフスタイルの変化に合わなくなってしまったケース

家族構成やライフスタイルの変化によって住宅の必要な間取りはどうしても変わってしまいます。失敗例3を参考に計算しつくされた間取りになり、当面は満足した生活が送れたが、子どもが成長するにつれて逆に間取りが使いづらくなってしまったなんてケースもあります。

 

失敗例6:建物の老朽化が進んでいたケース

中古住宅をリフォームする場合、建物の老朽化状態を把握し、必要な修繕を行うことが重要です。しかし、中古住宅を購入する際には、建物の状態を十分に把握することができない場合があります。特に、築年数が古い建物や、長期間空き家となっていた建物は、老朽化が進んでいる可能性が高く、リフォーム後に問題が生じることがあります。

 

具体的な問題としては、建物の構造部分に劣化が生じている場合があります。例えば、柱や梁、基礎などの部分が腐食や劣化を起こしていると、安全性に問題が生じる可能性があります。また、断熱性能が低下している場合や、配管や電気設備の老朽化が進んでいる場合には、リフォーム後にトラブルが生じることがあります。

 

このような問題を避けるためには、建物の老朽化状態を正確に把握し、必要な修繕を行うことが必要です。具体的には、建物の構造部分や断熱性能、配管や電気設備などを点検し、必要な修繕やリフォーム計画を立てることが大切です。また、建物の老朽化状態を事前に把握できない場合には、建物のリフォーム費用に余裕を持たせておくことが必要です。

 

以上のように、建物の老朽化が進んでいたケースでは、リフォーム前に建物の状態を正確に把握し、必要な修繕を行うことが重要です。建物の老朽化状態を事前に把握できない場合には、余裕を持ったリフォーム費用の計画を立て、トラブルを未然に防ぐようにしましょう。

 

 

失敗例7:法令違反が発覚してしまったケース

中古住宅をリフォームする場合、法令や規制に従って工事を行うことが求められます。しかし、中古住宅を購入する際には、法令や規制に反していたり、リフォーム業者の知識が不十分な場合があります。また、リフォーム業者によっては、法令や規制に違反する工事を行うことがあるため、注意が必要です。

 

具体的な問題としては、建築基準法や消防法、衛生法などに違反している場合があります。例えば、階段の幅が法令に満たしていなかったり、適切な火災報知器などが設置されていなかったりする場合があります。また、増築や改築などの工事が、建築基準法に適合していない場合にも、法令違反となります。

 

このような問題が発覚すると、修正工事や再度の検査が必要となり、リフォーム費用や工期が増加することがあります。さらに、法令違反が発覚すると、罰金や建物の使用禁止などの措置を受ける可能性があります。

 

このような問題を避けるためには、法令や規制に関する知識を身につけ、リフォーム業者に対しても適切な指示を行うことが必要なのですが、なかなか難しいのが実情です。法令や規制に違反しないように、専門家に相談してリフォーム計画を立てることが重要ですがまかせっきりにならずに自らも調べながら相談しながら進めて行くことが重要です。さらに、リフォーム工事には、確認申請や建設業者の届出などの手続きが必要となることもあるので、事前に確認しておくことも大切です。

 

以上のように、法令違反が発覚してしまったケースでは、リフォーム前に法令や規制に関する知識を身につけ、専門家に相談してリフォーム計画を立てることが必要です。また、リフォーム業者に対しても適切な指示を行い、確認申請や届出などの手続きを事前に確認するようにしましょう。

 

失敗例8:周辺環境や景観に合わなくなってしまったケース

楳図かずお先生のまことちゃんハウス問題ではないですが、周辺環境との調和はエリアによってかなり重視される場合があります。また、リフォームではないですが、将来的な住環境も検討の必要があります。例えば子育ての時期はニュータウンのような閑静な住宅地の方が向いていると思いますが、将来的には利便性が伴う駅近物件の方が良いと変わってくるかもしれません。

 

中古住宅リフォームにおける失敗例と教訓

中古住宅リフォームを成功させるためのポイントのまとめ

最後に、中古住宅リフォームに挑戦する際に抑えておきたいポイントについてワンポイント解説していきます。

 

 

失敗例1:予算オーバーになってしまったケース

 →当然ですが、事前に予算を明確にし、リフォーム計画を立てることが重要です。わからないところはすぐに確認しましょう。

 

失敗例2:施工不良や施工会社選定での誤りが発生したケース

 

 →業者選びの際には、信頼できる業者を選ぶために事前に口コミや評判などを調べることが大切です。

 

失敗例3:設計ミスが発生したケース

 →リフォーム業者とのコミュニケーションを密にし、希望を明確に伝えることが必要です。また、例えば構造が軽量鉄骨などの場合、行える間取り変更には限りがあります。中古住宅の構造を理解し、間取り変更の可否を確認することが大切です。

 

失敗例4:リフォーム後のメンテナンスが困難になってしまったケース

 →設計の際に素材や仕様を理解し、将来的なメンテナンスについても確認することが大切です。

 

失敗例5:家族構成やライフスタイルの変化に合わなくなってしまったケース

 →リフォーム業者のアドバイスを取り入れることが重要です。大規模リフォームになると注文住宅のように自由度が高くなります。もちろん希望を優先させることも重要ですが、将来的な使いやすさ価値を考えてリフォームすることが重要です。

 

失敗例6:建物の老朽化が進んでいたケース

 →リフォーム計画の立案前に建物の状態を確認し、必要な補強工事などを行うことが必要。

性能向上リノベーションを行う事でこれらの悩みは解消されます。

 

失敗例7:法令違反が発覚してしまったケース

法令や規制に関する知識を身につけ、リフォーム業者に適切な指示を行うことが必要です。これから中古住宅を購入される方は、重要事項説明書によって説明されると思いますし、自らの家をリフォームを行う場合はしっかりと今の建築基準法や関係法規を確認しながら進めて行くことが重要です。

 

失敗例8:周辺環境や景観に合わなくなってしまったケース

 →近隣環境や生活スタイルなどを考慮し、リフォーム計画を立てることが重要。

 

以上のように、中古住宅リフォームにおいては、失敗例を避けるために、事前に計画を立て、専門家の意見を参考にすることが重要です。

 

 

まとめ:中古住宅リフォームを成功させるためのポイント

最後に中古住宅のリフォームを成功させるためのポイントについてまとめたいと思います。

 

良い物件の選定

中古住宅をリフォームする場合、リフォームにかかる費用や手間を考えても、物件自体の価格が安いことが多いため、ついつい手を出してしまいがちです。しかし、古い物件はリフォームに限界があり、かえってコストがかかる場合もあります。よりリフォームしやすく、将来的にも住み続けることができる物件を選ぶことが重要です。

 

プランニングの重要性

リフォームを行う前に、どのような間取りにしたいか、どのような設備を設置するかなど、具体的なプランを立てることが必要です。また、そのプランに基づいて、具体的な見積もりを行うことも大切です。プランニングが不十分だと、後々のトラブルや追加費用が発生することがあります。

 

専門家のアドバイスを聞くこと

リフォームには専門的な知識が必要です。例えば、構造や設備に関する知識が必要です。そのため、リフォームに取り組む際は、専門家のアドバイスを積極的に取り入れることが必要です。

 

資金計画の立て方

リフォームにかかる費用は、大きく分けて、購入費用とリフォーム費用に分かれます。購入費用は現金や住宅ローンなどで賄うことができますが、リフォーム費用については、必要に応じてローンを組むこともできますが現金が必要な場合があります。リフォーム費用に関しては、事前に見積もりを取り、必要な費用を把握したうえで、資金計画を立てることが必要です。

 

リフォーム後のメンテナンスの計画

リフォーム後も、定期的なメンテナンスが必要です。しかし、リフォーム内容によっては、メンテナンスが困難になる場合があります。そのため、リフォーム前にメンテナンスの計画を立て、リフォーム内容に応じたメンテナンス方法を考慮することが大切です。

 

また、工事をする前に必ず専門家に見てもらい、現状を正確に把握することが重要です。特に、建物の老朽化や法令違反の可能性がある場合は、専門家による点検や調査を行い、リスクを事前に把握することが大切です。

 

さらに、リフォームの際には予算を明確に設定し、工事が進行するにつれて予算オーバーにならないように注意することも必要です。予算を超過してしまうと、途中で工事を中止せざるを得なくなったり、手を抜いた工事をしてしまったりすることになりかねません。

 

以上のように、中古住宅リフォームには様々なリスクや課題が存在しますが、十分な準備と専門家のサポートを受けることで、成功させることができます。失敗例や教訓を参考にして、リフォームに臨む際には慎重な計画と対策を立て、安全かつ快適な住環境を実現しましょう。

 

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著者情報

宅地建物取引士 刈田 知彰

      (かりた ともあき)

ハイウィルでは主に不動産の仲介をさせて頂いております。刈田です。

私が不動産業界に飛び込んでから早16年が過ぎました。最初に入社した会社は新築マンション・新築戸建ての企画・開発・販売までを行う会社でした。そこで新築マンションや新築戸建てのノウハウを学び営業してきました。当時の私は何の考えもなしに、中古は「保証もないし」「リスクが高い」と中古のデメリットのみを説明する営業ばかりをしてきました。あるとき自分の間違えを受け入れ、これからの日本は新築が脚光を浴びるのではなく中古流通×性能向上リノベーションが日本の住宅市場のスタンダードになっていくと確信し、現在は中古流通×性能向上リノベーションをメインに物件のご紹介をさせて頂くようになりました。

新築戸建てから中古戸建てのことならなんでもご相談ください!

著者情報 刈田知彰

 

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